トリガーポイント治療とは
アメリカのTravellとSimons氏によって、1983年に「トリガーポイント・マニュアル」という本が出版されてから、トリガーポイントに関連した研究が世界中に広がりました。
主に筋肉や筋膜上に、さまざまな症状に対する「引き金」となるポイントを探し出しアプローチする治療法です。
さまざまな身体の部位に、筋緊張やコリが原因の痛みを引き起こす筋筋膜性疼痛症候群(MPS)に対する効果がよく知られておりますが、自律神経失調症や慢性疲労症候群などに対する研究も盛んにおこなわれております。
当院では、天津中医薬大学付属病院で一年半の間、二人の師から学んだ治療法と、トリガーポイント鍼療法を基礎にし、日々の臨床に取り組んでおります。