東洋医学的な診察法で慢性疲労症候群の病因や様々な症状を見分け、治療していきます。慢性疲労症候群のような一般的な検査では病気が見つからない病気は東洋医学にとって最も得意な分野だとも言えます。
東洋医学治療では症状を見るだけではなくて全身のバランスや変化を診てその原因を見つけ出します。針灸・整体治療の適応症としては、疲労による肩こり、筋肉痛、だるさ、下痢、食欲不振、抑うつ等の症状があり、全身に治療を行いますが、肩こりや腰痛など特別につらい部位は局所的にも治療します。
また全身の治療を行うことで体質が強くなり、気分も落ち着き心も晴れ晴れとしてきます。その結果食欲が増え、眠れるようになり、疲労が取り除かれやすくなります。つまり「元気」になってくるのです。すると、少しずつ慢性疲労症候群が改善されていきます。病院の薬ではなかなか改善されない方や、あちこちの病院で検査しても異常がないと言われた方々にぜひ東洋医学の治療をお薦めしたいと思います。