鍼灸について

初めて鍼灸治療を受ける方へ

鍼というと「とげが刺さっただけでも痛いのに、鍼を刺したらどんなに痛いんだろう?」、「内臓にまで刺さっちゃうんじゃないかな?」なんてどんどん恐怖が膨らんじゃっている方が多いようですが、そんなことはありません!

実際の鍼治療はそんなに痛いものではないんですよ!
治療で使う針は、髪の毛ほどの太さで、直径約0.2mm程度です。
蚊に刺されてもほとんどが気づきませんよね。針先はこの蚊の針と同じように「松葉型」をしている為に、刺針時の痛みはほとんど感じません。

鍼で感染をすることはありません。

B型やC型の肝炎ウィルス、HIVウィルスなどの血液による感染、怖いですよね。

しかし、鍼治療に使用する鍼は、患者さん一人一人にディスポーザブル(使い捨て)の針を使用することで、感染を完璧に防いでいるのです!

副作用は??

前述したWHOで言っているように、鍼治療は『本来、患者さんが持っている治癒能力を高める事によって治療効果をあげる』わけですから、副作用というのはありません。

まれによく言われる『瞑眩(めんげん)』と言う状態がありますが、これは一時的に体の代謝が高まって起こる反応ですから心配は要りません。

お灸は痕が残らない?

当院の灸治療は、日本人の体質に合った、刺激のソフトなものが中心です。
皮膚に直接つけるイメージがありますが、触れないお灸、触れてもほんの一瞬で熱さを感じないお灸などもあります。

症状によっては灸治療が欠かせない場合がありますが、当院では痕の残るような灸治療は一切おこないません。

また、病気を治すという意識・努力を患者さんに持ってもらうことは非常に重要な事だと思います。

体が悪くなっている原因を取り除かないで、いくら効果のある治療をしても、なかなか治すことは困難になってきます。

この辺のところを,理解していただき治療を受けられれば、びっくりするような効果が期待できることと思います。

いかがでしょうか? 少しは怖い気持ちが無くなりましたか? 後は鍼灸治療をぜひ経験してみてください!!