【適応症】 神経系疾患

偏頭痛・片頭痛

疫学調査によると、日本人の約8%が片頭痛に悩まされているといわれ、男性よりも女性に多くみられます。たいていの場合、10〜20歳代ではじめてあらわれ、その後、いわゆる「頭痛持ち」に移行します。
片頭痛の場合、痛みは数時間から、長い場合は数日間続きます。片頭痛の名のとおり、頭の片側のこめかみから目にかけてのあたりが痛むことが多いのですが、頭の両側や後頭部が痛むケースもみられます。

▼ 症状
●「ズキンズキン」あるいは「ガンガン」と脈打つような激しい痛みが続く
●頭痛の起こる回数は、月に1〜2回程度から、多いときには週に1〜2回
●痛みは1〜2時間でピークに達し、吐き気やおう吐を伴うケースが多い
●あまりの痛みに動くこともできず、仕事や勉強などが手につかなくなったり、寝込んでしまうことも
●痛みの発作が起きている間は、姿勢を変えたり、頭をちょっと傾けたりするだけでも痛みが強くなる
●音や光に対して過敏になっているため、ふだんは気にならない程度のまぶしさ、テレビの音や話し声 などがうるさく感じられることも多い
●明るい場所にいたり、周りがうるさいときにも痛みが増す

▼ 前兆
片頭痛には、「前兆を伴う片頭痛」「前兆を伴わない片頭痛」の2タイプに分けられ、前兆を伴う方は20〜30%といわれています。
前兆を伴う片頭痛では、頭痛が起こる前に、いくつかの前ぶれがみられます。目の前にチカチカと光るフラッシュのようなものがあらわれ、視野の片側、または中心部が見えにくくなる閃輝暗点(せんきあんてん)が生じることが多いのですが、手足のしびれや脱力感、言語障害がみられる場合もあります。このような前兆は数分、長くても1時間以内で治まり、続いて頭痛がはじまります。

【閃輝暗点(せんきあんてん)】
はじめは視野の中にチカチカ光る小さな点が現れ、次第に大きくなっていきます。場合によっては視野の片側がまったく見えなくなったり、中心部がぼやけて見えにくくなったりします。

▼ 誘発因子
チョコレート、チーズ、赤ワイン、グルタミン酸含有物(中華料理店症候群)、喫煙、月経、睡眠不足・過多など。

▼ 増悪因子
光、音、ストレス、階段昇降など

偏頭痛の治療法

当院では、偏頭痛に対し、トリガーポイント療法と中医学に基づく弁証論治による治療を組み合わせ、非常に高い治療効果をあげています。
臨床上、偏頭痛と緊張型頭痛の合併型が多いと言われています。二つの頭痛が合併するのは、ストレスを原因とする筋肉の緊張により筋血流が不足し、それを補うために血管が拡張する、緊張型頭痛が誘因となって偏頭痛を引き起こすからです。
以上のことから、偏頭痛の治療では、まず緊張型頭痛の治療(緊張型頭痛の項を参照)を行い、続いて前兆を伴わない偏頭痛に対しては側頭筋を、前兆を伴う偏頭痛に対しては前頭筋(図参照)を治療します。

また東洋医学の観点から、イライラしやすく、脈が硬く(弦脈)舌に赤みを帯びた状態で、目が充血しやすい様なタイプの方は、肝気上逆証による偏頭痛が考えられるので、陽稜泉穴、太衝穴、合谷このように総合的な治療を施すことで、より早くヘルニアを完治に導くことができるのです。穴などのツボを使い治療します。
このように総合的な治療を施すことで、より早く偏頭痛を完治に導くことができるのです。