【適応症】 自律神経系

咽喉頭異常感症・梅核気・ヒステリー球

咽喉頭異常感症では、のどや食道の上部に常に何かがつかえているような異物感や、締め付けられるような不快感を伴う症状が現れます。
食事や飲み物を口にした場合(嚥下時)は気にならないことがほとんどです。

検査を行っても咽頭や喉頭に器質的な異常が認められないものを総称して、咽喉頭異常感症といいます。
咽喉頭炎、扁桃炎、食道がん、下咽頭がんなど、のどに異常をもたらす疾患がないかどうかを検査し、疾患が発見された場合はその病名に変更されます。
しかし、原因となる疾患が無いこともあり、その場合は心因的要素が関係していると考えられます。
心因的要素としては、ストレスや情緒不安定などが挙げられますが、更年期障害、自律神経失調症などの症状の一つとして現れることもあるとされています。

咽喉頭異常感症の治療法

当院では、咽喉頭異常感症に対して積極的に鍼治療をおこない、極めて高い効果をあげております。
食事を飲み込む動作、横になっているときやリラックスしている時などは比較的症状が軽いことが多いのが特徴です。これは自律神経のうちの副交感神経が優位になっている状態の時は症状が軽くなるということが言えます。
ですので、治療においても交感神経を抑え、副交感神経を亢進させる治療をおこないます。また、自律神経失調症や、更年期障害を伴っている方はそちらの治療も併せておこないます。これらの症状は鍼灸の得意分野ですので、非常に高い効果が期待できます。