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自律神経の乱れを整える治療に欠かせない筋肉があります。
それが胸鎖乳突筋です。
交感神経線維が非常に豊富な筋肉のため、精神的ストレスや緊張ですぐに緊張してしまう部位です。
この筋肉が緊張してしまうと、身体はたちまち交感神経優位となり、副交感神経の働きが悪くなり、自律神経の失調がおこります。
おもな症状は、椎骨動脈の循環低下による慢性疲労間、睡眠障害、のどの違和感(咽喉頭異常感症)、パニック発作など多岐にわたります。
また胸鎖乳突筋の緊張を治療することにより、椎骨動脈の循環が改善するため、椎骨動脈の枝である内耳動脈の循環も改善するため、メニエール病や突発性難聴の治療にも非常に有効です。
トリガーポイント療法と中医学に基づく鍼灸治療
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